2023.12.26年末年始の飾り物「門松」
毎年末の恒例事業として、早稲田京福語学院は「門松」を学校の前に設置して地域文化の伝承の一端を学生と市民の皆様に披露するものです。
今日は日本のお正月の伝統的な飾り物である門松」をご紹介しましょう!
門松は、年神様が迷わず家にやってくるための案内役。常緑の「松」は神様が宿る木とされ、年神様を「待つ」のにふさわしいとされました。その後、まっすぐ節を伸ばす「竹」と、新春に咲く「梅」が縁起物として添えられるようになったそうです。
門松を飾る場所は門前か玄関先。2つが対になっていて、本来は外から玄関に向かって左側に雄松(オマツ=クロマツのこと)、右側に雌松(メマツ=アカマツのこと)を飾ります。
門松を飾っておくのは年神様がいらっしゃる期間で、その期間を「松の内」と呼びます。一般的には1月7日までですが、関西などは1月15日まで。松の内を過ぎたら、門松をしまいます。
お正月を前に、みなさんも自宅の前に門松を飾りましょう!一年の幸運をもたらすよ!